[L101-HH02]
授 業 期 間 2021年度 後期 授 業 対 象 指定なし 金1
科  目  名
健康の科学B
(Health Science B )
科 目 責 任 者 山北 満哉 単  位  数 2単位
担  当  者 山北 満哉
授 業 の 目 的

人々の健康には、運動、食事、睡眠といった生活習慣が密接に関連している。また、その生活習慣を規定する所得などの経済因子や近隣の人々、物理的構築環境なども健康の決定因子となる。
本科目では、生活習慣及び社会環境と健康との関連を科学的証拠を通して理解し、健康に関する科学的知識を発展させることを目的とする。さらに、その知識の獲得により、自らの健康の保持増進に主体的に取り組むとともに、周囲の人々の健康のために何を実践すべきかを考えられるようになることを目的とする。

教 育 内 容

全体を通じて、社会環境によって健康は決定づけられるのか?という視点から様々な要因と健康との関連を解説する。
前半は飲酒・喫煙、食事・ダイエット、睡眠、後半は衣・住環境、身体活動・運動、生活習慣病、社会環境と健康の関連について解説する。

教 育 方 法

スライド動画を用いたオンデマンドでの講義形式とする。資料や講義についての情報提示は主にGoogle Classroom を用いて実施する。

毎回、課題としてGoogle Formによるミニレポート(講義内容によって異なるが、自分の考え・意見、感想等)により講義内容の確認を行う。

準 備 学 習
(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】授業時間外学習には、毎回の課題やレポートへの取り組み時間も含む。
予習:授業内容を把握し、関連する情報を種々のメディアから入手しておく。
復習:授業で得た情報を自分事に変換し(学んだことに対して自分がどのように関わるかを具体化し)、実生活で実践するとともに、社会でどのように取り上げられているかを確認する。

担当者 項目 授業内容
1 山北
【オンライン】

ガイダンス

生活を科学的に理解する意義

社会環境の影響

※授業で考えて欲しい一例(以下にすべての時間を使うわけではありません)
エビデンスって何?

あなたがとった行動はすべて自分の意思ですか? など

2

飲酒・喫煙と健康

私は飲める人?飲めない人?

電子タバコってどうなのよ? など

3

健康の理解、日本の疾病状況

コンタクトレンズをしている私は健康ですか?
少子高齢社会は大学生には関係ない?日本ヤバいよ など

4

ストレス・睡眠と健康

ストレスって全くない方がいいの? 
睡眠不足だと太りやすくなる?あなたは朝型・夜型? など

5

食生活と健康、肥満と痩せ

大学生の食生活で特に足りないものは?肥満は伝染する?

お母さんがダイエットをすると赤ちゃんは太りやすくなる? など

6

肥満とダイエット

そのダイエット方法で本当に痩せますか?
ダイエットは、すればするほど太っちゃう? など

7

現代における身体活動・運動の意義

ランナーズハイはなんのためにある?
1 時間座っていると寿命は何分縮む? など

8

生活習慣病①

糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム
運動は・・・・・薬?  など

9

生活習慣病②

循環器疾患、がん、認知症、ロコモティブシンドローム

乳がんの予防法?認知症予防には「きょうよう」と「きょういく」? など

10

衣服、住環境と健康

重ね着は意味がない?

北海道は暖かい?高齢者は冬に気をつけろ? など

11

社会経済状況と健康

所得、教育、労働などの社会経済因子と健康に関する事実
お金持ちには肥満者が多い?少ない?  など

12

子どもを取り巻く健康環境

現実のちびまる子ちゃんと花輪君はどちらが幸せですか?
子どもは社会の宝物、子どもの頃は人生の宝物 など

13

人のつながりと健康

なぜ日本には自動販売機が多いのか。

お・も・て・な・し・が日本が長寿である理由? など

14

近隣環境、社会環境と健康

ファストフード店が近くにあると太る?

犬を飼うと痩せる? など

15

まとめ

まとめ 個別相談にも対応する

到 達 目 標

①疾病の原因となる危険因子(生活習慣要因、社会環境要因)を挙げ、それらの関連について説明できる。(知識・理解)
②身体活動・運動の意義、疾病予防効果及び健康以外への効果について説明できる。(知識・理解)
③自身の健康や社会における健康問題について、必要な改善策や取るべき行動を判断できる。(思考・判断,技能・表現)

成 績 評 価 の
方 法 と 基 準

試験方法:レポート    実施時期:試験期間外

1. 毎回のミニレポート (70%) ※欠席は減点とする。
2. 期末課題レポート (30%)

学 生 へ の
メ ッ セ ー ジ
(その他注意等)

単位取得のために履修するのではなく、自分の生活や将来に活かすために履修をして下さい。

健康に関する科学的知識の幅を広げることを主な目的としているため、多くの情報を短時間で紹介、解説します。
講義内で毎回1 回、座位行動をブレイクするための休憩(軽く身体を動かす時間)を入れます(約3分)。

教科書・参考書 書 名 著 者 名 出 版 社 名 定 価(円)
参考書

長生きできる町

近藤克則 角川新書 946円
参考書

健康格差対策の進め方 効果をもたらす5 つの視点

近藤尚己 医学書院 2,750円
参考書

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

津川友介 東洋経済新報社 1,650円
参考書

運動生理学- 生理学の基礎から疾病予防まで

小山勝弘・安藤大輔編 三共出版 2,750円