[L101-HH02]
授 業 期 間 2021年度 後期 授 業 対 象 指定なし 水1
科  目  名
健康の科学B (スポーツ科学を中心に)
(Health Science B)
科 目 責 任 者 永見 智行 単  位  数 2単位
担  当  者 永見 智行
授 業 の 目 的

少子高齢社会である現代日本において,ひとりひとりが自身の,そして周囲の人々の身体的,精神的,社会的な健康を維持,増進させることが必要不可欠である.授業を通じて,運動・栄養・休養が健康に与える影響の重大性を理解し,獲得した健康・スポーツ科学の情報を単なる知識として留めるのではなく,日常生活での実践,有意義なスポーツ活動につなげられるようにすることを目標とする.また国際的な大型スポーツイベントが日本国内で続く中,「する」,「見る」,「支える」といった様々なスポーツとの関わり方を学ぶことも目標とする.

教 育 内 容

授業前半では日本における健康,体力の現状,ヒトがどのような仕組みで体を動かすことができるのか,様々な観点から学ぶ.

授業後半ではトップアスリートの身体の特徴,運動の巧みさの発達,体力トレーニングの原理や,運動によるケガについて学ぶ.

教 育 方 法

スライド,映像を用いたオンデマンドでの講義形式とする.毎時間,講義の映像資料,PDF資料を配布する.講義の終わりには毎回課題(感想,意見,疑問を記す小レポート,小テストなど)に回答してもらう.次回の講義時にこれらの解説を行う.主にGoogle Classroomを用いて実施する.

準 備 学 習
(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】授業時間外学習には,レポート試験への取り組み時間も含む.

予習:次回の授業内容を把握し,関連する知識,情報を参考書や日々のニュース,報道で入手しておく.

復習:配布した資料を熟読,整理し,実生活とのつながりを考え,実践する.

担当者 項目 授業内容
1 永見
【オンライン】

ガイダンス

授業内容・進め方,成績評価法を把握する.

2

運動と疾患.健康問題への対策

運動によって病気を防げるか.日常の運動量を把握する.健康関連施策,地域社会の取り組み,生涯スポーツを知る.

3

運動の仕組み1

骨格筋の構造と機能について知る.

4

運動の仕組み2

骨格筋の内部構造と,筋力の決定要因を知る.

5

運動の仕組み3

骨の構造と機能,骨格筋と関節の動きの関連を知る.

6

体力トレーニング1

トレーニングの原理原則,レジスタンストレーニングの効果と方法について知る.

7

運動の仕組み4

運動に必要となるエネルギーの供給機構について知る.

8

運動の仕組み5

エネルギーの基となる栄養素と,脂肪を燃焼させる持久系トレーニングの効果と方法について知る.

9

体力トレーニング2

トレーニング計画の立案について知る.

10

運動スキル

脳神経系と運動の関連,どう運動を学習し獲得するかを知る.

11

トップアスリートの身体

トップアスリートとそうでない人の運動,身体はどう違うか,同じか.様々な競技の特性を知る.

12

運動とケガ

障害・外傷の発生機序と予防・リハビリテーション法について知る.

13

心肺蘇生法・応急処置

スポーツや日常における,いざという時の対処を学ぶ.

14

より深くスポーツを見る

スポーツ選手のパフォーマンスを決定する要因や,スポーツにおける相対的年齢効果について知る.

15

まとめ

まとめ.個別相談にも対応する.

到 達 目 標

1. 日本における健康,体力の現状,改善に向けた取り組みを理解する.

2. ヒトの身体の構造や機能,運動の仕組みを理解し,説明できる.

3. 自分のみならず,周囲の人々の健康増進,様々な立場でのスポーツ参加に向けた取り組みを行える.

成 績 評 価 の
方 法 と 基 準

試験方法:筆記試験    実施時期:試験期間内

授業中に毎回実施する課題と,筆記試験により総合的に評価する.課題の未提出のほか,授業への積極的な参加態度が見られない場合は減点とする.

授業内課題30%:期末筆記試験70%

学 生 へ の
メ ッ セ ー ジ
(その他注意等)

スポーツと健康は密接な関係にあります.健康や体力,運動に関する正しい情報,知識を持ち,またスポーツの奥深さを知ることで,自分や他者の生涯に渡る健康増進に寄与できるようにしましょう.

教科書・参考書 書 名 著 者 名 出 版 社 名 定 価(円)
参考書

新・スポーツ生理学

村岡功 市村出版 3,240円
参考書

これからの健康とスポーツの科学 第4版

安部孝,琉子友男 講談社 2,592円
参考書

教養としてのスポーツ科学 改訂版

早稲田大学スポーツ科学学術院 編 大修館書店 2,376円