[L104-HH04]
教職(選択):教職免許法施行規則第66条の6に定める科目
授 業 期 間 2021年度 通年 授 業 対 象 指定なし(M学部を除く) 月4or火2or火4or木2
科  目  名
健康とスポーツ演習 (臨機応変の健康・運動・交流術)
(Health Sports Seminar)
科 目 責 任 者 安倍 希美 単  位  数 2単位
担  当  者 安倍 希美※
授 業 の 目 的

グローバル化による感染症の拡大、地球温暖化を端緒とする異常気象による自然災害の多発、今回のコロナ禍によるリモートワークやオンライン教育の急激な拡大等、私達は今、大きな歴史の転換点にいるのかもしれません。今後の予測困難な社会を生き抜くためには、多様な価値観・臨機応変な行動力などの養成が重要に思われます。そのことを体験的に学習するためにこの授業においては、対面とオンラインの併用による授業プラス日課という3つの学習形態を軸として展開します。そして孤独や困窮等のあらゆる状況下において、心身の健全な育成と豊かな人間性の涵養を模索し、他者と交流する手段を見出し、新しい価値観で構築される激動の将来を先駆的に読み取り、修得した学問を柔軟に応用し、正々堂々と逞しく自己と他者のために生き抜き、有為な社会人となることを目的とします。

教 育 内 容

1)授業は、オンラインで基本事項を学び基本的動作を実践的に学習。そのために自宅の部屋を整理し畳一畳程の運動スペースを確保。対面では基本事項・基本的動作・ルールなどは理解済みとして進行

2)日課は、授業を契機として運動・食事・入浴・睡眠等へ配慮しながら、各自の生活を包括した健康管理法が日課。日課も臨機応変に進化していくと思われますが、マネージャは貴方で教員はアドバイザー

3)授業への参加の記録は「授業参加記録表JSK(ワードファイル)」をMoodleにて配布・提出、日課の記録は天候、体温・脈拍、歩数、感想等を各自にて行う。これらをまとめ後期末に結果の表記に工夫を凝らして考察し、パソコンにてレポート(基本ワードファイル)を作成しMoodleにて提出

4)折に触れ簡単な手話:挨拶・各種スポーツ等も学習し、他者との交流の幅を広げる

教 育 方 法

1)授業は40名程度の定員とし、オンライン授業はMoodleを利用した資料課題提示型を主として実施。対面授業は安全第一に実施します。適宜グループ学習も行うが、Moodleでは主にフォーラムを活用

2)日課やレポート及びJSKの使用法等について疑問がある場合は、希望者には個別指導

3)質問フォーラムも設けるので疑問点は恥ずかしがらずに投稿して下さい。教員はフォーラムにて質問に回答

準 備 学 習
(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】

予習:Moodleに示された資料以外にも、TVやインターネット上に映像がある時は視聴し、動きのイメージやルール等を把握しておく

復習:JSKに日課と授業における肉体と精神の状況〜運動前後の脈拍数・スキルや気分の変化、各自にて体温・体調・歩数等〜を記録し、自己の活動を振り返り、後期末には考察を加えてレポートを作成する

授業時間外学習時間:以上を総合して通年で最低で30時間

担当者 項目 授業内容
1 安倍(オンライン)

ガイダンス

自己紹介、授業方法・内容や評価基準の説明、パソコン使用上の注意、Moodle学生マニュアル、JSK(ワードファイル)の配布とその使用法など

2 〃(対面)

授業と仲間に慣れる

ストレッチ、各種体操、軽運動

3 〃(オンライン)

バドミントン1

歴史的背景・基本事項、基本技術・練習法、ゲームのルール等

4 〃(対面)

バドミントン2

基本技術とゲーム

5 〃(対面)

バドミントン3 

基本技術とゲーム

6 〃(オンライン)

バレーボール1

歴史的背景・基本事項、基本技術・練習法、ゲームのルール等

7 〃(対面)

バレーボール2 

基本技術とゲーム

8 〃(対面)

バレーボール3 

基本技術とゲーム

9 〃(オンライン)

卓球・バスケットボール

歴史的背景・基本事項、基本技術・練習法、ゲームのルール等

10 〃(対面)

選択種目:卓球・バスケットボール

基本技術とゲーム

11 〃(オンライン)

救命1 心肺蘇生法

心肺蘇生法:乳幼児・成人,感染症対応等

12 〃(オンライン)

救命2 外傷・体温異常への対応

外傷への対応:出血、捻挫・骨折への対応、包帯・三角巾(風呂敷・手拭)使用法、

体温異常への対応:低体温症や熱中症への対応等

13 〃(対面)(木2のみオンライン)

月4&火2・4:選択種目

木2:野外活動と救命

月4&火2・4:卓球・バドミントン・バスケットボール・フットサル等からの選択.簡単な救命用品も用意します.

木2:野外活動の基本理念とそこでの救命

14 〃(オンライン)

前期の確認

前期分授業参加記録票JSKによる前期授業活動内容のまとめ

15 〃(オンライン)

個別指導、後期分のJSKの配布

試験期間や夏休み中の生活指導、写真の取込み方等

評価は後期末に行うので前期末での中間評価は行いません。

16 〃(対面)

後期はじめ、身体の調整

後期授業内容・諸注意の確認、ストレッチ、各種体操、フリスビーなど

17 〃(オンライン)

ソフトボール1 

歴史的背景・基本事項、基本技術・練習法、ゲームのルール等

18 〃(対面)

ソフトボール2

基本技術とゲーム

19 〃(対面)

ソフトボール3 

基本技術とゲーム

20 〃(オンライン)

テニス1 

歴史的背景・基本事項、基本技術・練習法、ゲームのルール等

21 〃(対面)

テニス2 

基本技術とゲーム

22 〃(対面)

テニス3 

基本技術とゲーム

23 〃(オンライン)

ウオーキング1 

歩数・歩幅、時間・距離、消費カロリーなど

24 〃(対面)

ウオーキング2

スマホを片手に近隣ウオーキング!

25 〃(対面)

ソフトボール

基本技術とゲーム

26 〃(オンライン)

グラウンドゴルフ

歴史的背景・基本事項、基本技術・練習法、ゲームのルール等

27 〃(対面)

選択種目:テニス・グラウンドゴルフ等

基本技術とゲーム

28 〃(オンライン)

後期の確認

後期分授業参加記録票JSKによる後期授業活動内容のまとめ、後期分日課等のデータ整理とまとめ

29 〃(オンライン)

1年間の活動を振り返る

課題レポートまとめ・提出

30 〃(オンライン)

個別指導

レポート書式:1.タイトル:1年間の日課を振り返る、2.着眼点、3.結果、5.考察・感想、今後の展望 6.参考にしたもの。可能であれば3で表・グラフを添付。A4版1-2枚程度

到 達 目 標

1)毎回積極的に活動し日課と共に、体力・運動スキル等を自律的に良い方向に導く遂行能力が修得できる

2)対面とMoodleのフォーラムで、他者と適切に交流を深めるコミュニケーション能力と倫理観を修得できる

3)JSKを丁寧に記録し効果的なレポートをパソコンで作成する、継続的学習能力・ 表現力を修得できる

4)将来に亘り自己と他者の心身の健全な有り様を、常に臨機応変に模索することができる

成 績 評 価 の
方 法 と 基 準

試験方法:なし    実施時期:

1)授業と日課にて自律的遂行能力により得られた、体力と各種運動スキル

2)対面とフォーラムにおける他者との交流により得られた、的確なコミュニケーション能力と倫理観

3)JSKの継続的記入と、結果を纏めて効果的なレポートを、パソコンで作成する意欲

4)将来の臨機応変な健康観と自己・他者像、それらの獲得に必要な努力と実現化へのイメージ
  1)35%  2)で15% 3)で40% 4)で10%程度の目安

対応不良・体調不良等で当日に参加できなくても、深く気にせずにまずは相談して下さい。

学 生 へ の
メ ッ セ ー ジ
(その他注意等)

1)この授業を通じて臨機応変に逞しく生き抜く智慧が見つかる事を願っています。運動神経抜群・運動苦手、几帳面・ずぼら、社交的・ボッチ、いろんなタイプの貴方!是非この授業を履修してみて下さい。オンライン授業に必要な物品はとりあえず、うちわ、座布団、タオル、古い靴下、動きやすい服装、柔軟な思考回路、用意出来次第のパソコン等です。日課には体温計、15秒が計れるもの、スマホ(ない人は応相談)等です。医療機関や他者に迷惑をかけないよう、呼吸が荒くなるレベルの運動は回避します。

2)対面では、必ずマスク着用をし動きやすい服装で来て下さい。室内種目の時は室内履き、屋外種目の時は帽子・スニーカー着用です。

3)参考書は参考になる資料とともに随時Moodle上にて紹介予定で、教科書ではないので購入の義務はありません。各自に適した資料を見つけ、基本的知識の習得や日課やレポートのために活用して下さい。なお天候や社会状況等に、より内容・計画の一部を臨機応変に変更する場合があります。色々と大変でしょうが、一緒にゆっくりじっくり進んで行きたく思います。

実務経験の授業
への活用方法

企業の技術室でのアナログ資料をデジタル資料化する実務経験より、生身の人間の周辺にて生じるアナログ資質のデジタル化の可能性・適切性等について、折に触れ実例を示しながら説明し、その概念を学生がJSK・レポート・今後の人生において反映させ、物事を捉える視野を拡大できるよう活用する。

教科書・参考書 書 名 著 者 名 出 版 社 名 定 価(円)
参考書

人間であること

時実利彦 岩波新書 740円
参考書

日経ヘルス(月刊誌)

日経BP社 日経BP社 740円
参考書

観るまえに読む大修館スポーツルール 2020

大修館書店編集部 大修館書店 1,980円
参考書

DVDで楽しく学べる 初めて出会う手話

「入門対応テキスト」編集委員会 一般財団法人全日本ろうあ連盟 1,800円
参考書

デジタル時代のアナログ力

浅間正通・山下巌 学術出版会 2,400円